肩こり

肩こりについて

肩こりでこんな症状はありませんか?

肩こりでこんな症状はありませんか?

  • 長年、慢性的な肩こりで悩んでいる
  • 同じ姿勢を続けているのがつらい
  • 目の奥や頭、首まで痛みがある
  • デスクワークで気がつくと肩がバキバキになっている
  • スマートフォンを使っていると肩や首、頭が痛くなる
  • 頭が重い、めまい、吐き気、耳鳴りなどがある、腕や手がしびれることがある
  • 猫背、ストレートネック、巻肩などを指摘されたことがある
  • 腕が上がらない、背中に回らない
  • 寝ても肩こりがとれない
  • 薬を飲んでも思うような効果が出ない

肩こりの原因

同じ姿勢を続けていると、一部の筋肉が緊張したままの状態になります。デスクワークなどでは、首から肩、背中にかけての筋肉の緊張が続きます。筋肉は疲労すると乳酸などの疲労物質がたまりますが、緊張状態の筋肉は血流が悪化しており、疲労物質の排出がさまたげられています。また血行悪化によって酸素や栄養素の供給も減ります。こうして肩こりが起こります。
肩こりで痛みを感じると、痛みに対する防御反応でその部分の筋肉がさらに緊張して肩こりを悪化させます。睡眠不足やストレスなどがあると筋肉が緊張しやすいため、より肩こりが起こりやすい状態になります。また、猫背など姿勢の悪さによって慢性的な肩こりが起こっているケースもよくあります。

慢性的な肩こりが引き起こす症状

肩こりが慢性化すると、筋肉が血管を圧迫して血行不良を促進させ、より強い肩こりを起こします。また、緊張した筋肉は神経を圧迫して末梢神経を傷付け、しびれなどの症状を起こします。首から肩にかけては太い血管や全身へつながる神経が通っているため、肩こりは首や肩だけでなく、頭部や顔面、腕や手、背中などにも症状が現れやすくなっています。

首や肩の症状

筋肉の緊張やそれによる圧迫により、頚椎後方にある脊椎関節の動きの低下や変形が起こることがあります。それにより、首や肩、背中に強い痛みやこりを生じます。胸の痛みが起こる場合もあります。

頭部や顔に現れる症状

首から上の頭部や側頭部、目の奥などにも痛みが生じ、吐き気やめまいが起こることもあります。

腕や手に現れる症状

痛み、しびれ、動かしにくさなどが起こります。

当院では根本的な原因にアプローチしています

当院では肩こりの症状緩和だけでなく、根本的な原因にアプローチした治療を行っています。アウターマッスルをほぐすだけでは一時的な改善しか見込めないため、骨格がゆがんでいればそれを矯正し、インナーマッスルの緊張もしっかりほぐして神経や血管の圧迫を解消します。
マッサージや湿布、内服薬では治らなかったケースでも、原因をしっかり見極めて適切にケアしていくことで体の状態は正常に戻っていきます。こうした治療に加え、姿勢の改善、日常に取り入れやすい効果的なストレッチなどの指導も丁寧に行うことで再発も防いでいます。

五十肩(四十肩)について

五十肩(四十肩)について40~50歳代の方に多い五十肩(四十肩)は、肩こりと違い肩関節周辺の炎症が原因で起こっています。腕が上がらなくなるほどの痛みが生じますが、ほとんどの場合、数年かけて自然に痛みが緩和していきます。ただし、適切なケアをしないと痛みが長引きますし、痛みがなくなってからも癒着が残って肩関節の可動域が大幅に狭くなってしまいます。
痛みや動かしにくさといった症状を緩和させながら、炎症の状態に合わせた適切なケアを行うことが五十肩(四十肩)の治療では重要です。
五十肩(四十肩)は、強い炎症のある急性期、炎症が弱まってきた慢性期、痛みがなくなってきた回復期に分けられており、それぞれに適した治療を行わないと逆効果になるケースもありますのでご注意ください。

急性期

炎症が強い間は、安静が必要です。治療では痛みや炎症を抑えていきます。

慢性

炎症が弱まってきた状態です。痛みだけでなく、腕が上がらないなども減ってきますが、以前のようには動かせません。痛みの緩和と同時に、癒着を防ぐために肩関節の可動域を元に戻すケアが重要な時期です。

回復期

炎症は解消しており、痛みはほとんどありませんが、関節の可動域はまだ狭くなっています。丁寧にケアを行っていくことで、以前のように肩や腕をスムーズに動かせるようにします。

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